オリジナル記事カテゴリ一覧
ニュース
特集
インタビュー
コラム
お知らせ
人気記事ランキング
  1. 上司と部下の間に築かれた「真の関係」は、
  2. 「帰りにちょっと寄っていくか?」で部下が
  3. 40代社員にこそ、キャリア開発の取り組み
  4. 普通の社員も「問題発言」が命取り~発言の
  5. 中尾ゆうすけの「これが上司と部下の生きる
  6. 「停滞感を抱える40代社員」という課題解
  7. 自分が弱いストレスのツボを知ろう! 簡単
  8. 発熱し、明らかにムリをしているマネジャー
  9. 「勤務先の震災対策は不十分」と評価してい
  10. ゆとり世代、氷河期世代、バブル世代——各
最近のコメント
  • 先入観による無意識の差別で、部下のダメージはボディーブローのように蓄積していく ~人権週間に振り返る、上司と部下のコミュニケーション[後編]なるほど。 ちと発想が違いましたな。...2012年2月10日 12:02 AM
  • 経営者から担当者まで、全てのビジネスパーソンにとっての必須知識「企業ピラミッド」:コンサルタントが世界一やさしく教えるビジネス思考(21)...2012年2月2日 12:14 PM
  • 経営者から担当者まで、全てのビジネスパーソンにとっての必須知識「企業ピラミッド」:コンサルタントが世界一やさしく教えるビジネス思考(21)...2012年2月2日 12:13 PM
  • ビジネス・コミュニケーション(2)「コミュニケーションを飛躍的に高めるチェックリスト「5W2H」):コンサルタントが世界一やさしく教えるビジネス思考(20)...2012年1月19日 5:23 PM
  • 顧客の心理はどのように変わっていく? ~「AIDMAの法則」で顧客の購買心理を考える :コンサルタントが世界一やさしく教えるビジネス思考(17)(コラム執筆者より)...2011年12月13日 10:56 AM
コンテンツ一覧
人事のお悩み解決
コーナー

コラム

コラム「帰りにちょっと寄っていくか?」で部下が乗り気にならないのには理由がある ~宴席における上司と部下のコミュニケーション[中編]

これが上司と部下の生きる道(32)
中尾ゆうすけ(日本メンタルヘルス協会 公認心理カウンセラー)

最近は、職場の「飲みニケ-ション」が衰退しているとよく耳にします。確かに、若手社員の考え方が大きく変わってきている――という一面もあるのでしょう。
しかし、若手社員に「なぜ上司と飲みに行きたくないのか」を聞いてみると、意外と原因は上司の言動にある場合が多いようです。今回、部下を飲み会から遠ざける三つのありがちな例について、傾向と対策を考えていきます。(編集部)

■上司と飲みに行きたくない理由

近年は、上司と部下で「帰りにちょっと寄っていくか?」という会話さえ少なくなってきたと言われている。

個人の尊重という観点からか、仕事は仕事、プライベートはプライベートというように切り分けられるようになってきた。

忘年会や新年会という、半分職場の行事的な位置づけでさえ、参加者が減る傾向にある企業は多い。

筆者がこれまで多くの新入社員に話を聞く中でも「できれば上司と飲みに行きたくない」と答える新入社員の割合は多い。

理由としては、以下のようなものが多かった。

(1)過去の武勇伝を延々と語られる
(2)「ゆとり世代」とひとくくりに扱われる
(3)どうでもよいことで説教をされる
(4)友人と行ったほうが楽しい
(5)お金がない

特に、上司の接し方に原因があるケース、(1)~(3)について、問題点と処方せんを考えていこう。

■過去の武勇伝は単なる自慢にならないように

【問題の所在】

(1)の武勇伝については、多くの上司は自慢話として語るケースが多い。また、過去の特別な状況下における武勇伝は、現代に通じない場合も多いものだ。

それでも優秀な部下は、その武勇伝の本質を見極め、「現代にどう生かすか」を考えることができ、(表面上は)喜んで話を聞いてくれる。

しかし、新入社員に近いような若者には、そこまでの能力はまだ無いため、単なる「大昔の自慢話」にしか聞こえない。

武勇伝を語るときは、出来事を語るのではなく本質の部分を語らなければ現代の役には立たないのである。

【処方せん】

逆に、失敗談のように自分の恥をさらすような話は、若い世代にもウケがいい。失敗とはいつの時代も原因は単純なもので、若い世代にも親近感が湧くからだ。

それが次の仕事のやり方への教訓となるのであれば、上司は時にはプライドを捨て、恥をさらす勇気も必要なのだ。

■「ゆとり世代」というだけで先入観を持たない

【問題の所在】

近年の若者は個性が豊かで、みんなが同じという扱いをされたくないと考える傾向にある。

その意味で、反感を持たれるものの代表が(2)の「ゆとり世代」という言葉だ。

上司が部下に対し、「やっぱりゆとり世代だから○○なのか?」というような言い方をされて、「そうですね」という若者はいない。なぜなら若者自身は“ゆとり世代だからどうだ”ということが分かっていないからだ。

自分たちにとって自分たちの常識があり、新入社員に近いほど社会の常識はまだまだ身についていない。それを頭から否定することをよろこんで受け入れる器はないのだ。

【処方せん】

相手を否定をしない会話術、そして諭すようにさりげなく常識を育てていく……これが上司の部下に対する役割でもある。

■説教は愛のある言葉で。叱るのは日常の指導の中で

【問題の所在】

(3)のように、宴席における「部下に嫌われる上司の行動」として、「説教」というのはどの職場でも耳にする。アルコールが入ることで、普段蓄積しているものがついつい出てしまう。

当然過去の出来事に対する説教であるため、部下にとっては「何を今更……」、「楽しいはずの宴席の場が……」となり、しらけた空気を作ることになる。

言い方次第ではパワハラといわれる可能性もあり、十分気を付けなければならない。

また、部下が快く説教を受けてくれるということはまずない。ただし、その言葉に部下に対する期待や愛情があれば、嫌な気分ではなく、素直に聞く姿勢ができる。

そのためには「説教」や「注意」ではなく、アドバイスというスタンスが必要だ。

【処方せん】

上司はアルコールの力を借りるのではなく、日常の指導の中できちんと叱るときは叱るという姿勢が必要だ。

特に「叱る」という行為は宴席で行うべきではないので、上司はくれぐれも気を付けたい。

また、過去の失敗を笑いのネタにするのもよくない。アルコールが入れば周囲もいつも以上に冷やかしたりしてしまう。

部下を笑いものにするぐらいなら、自身の失敗を笑いのネタにするぐらいが、宴席ではちょうどよいのだ。

(次回 上司と部下の間に築かれた「真の関係」は、退職時に分かる ~宴席における上司と部下のコミュニケーション[後編] につづく)




関連記事

これだけ! OJT これだけ! OJT
中尾ゆうすけ
すばる舎 2010-12-17
部下や後輩をもったら、まず押さえておきたいのがOJTの進め方です。「業務との両立がツライ」「教えても教えても伸びてくれない」「そもそも後輩との接し方がわからない」……。人材育成には、こんな不安がつきもの。本書では、部下や後輩の育成を任されたOJT担当者のステップアップに必要なことを網羅しています。「OJTって何?」という人から、「もう挫折しそう」という人まで、マネジメントの基本がこれでバッチリ身につきます
Amazonで詳しく見る
欲しい人材を逃さない採用の教科書―業績に貢献できる新卒者の募集・選考・面接・内定のしかた 欲しい人材を逃さない採用の教科書
業績に貢献できる新卒者の募集・選考・面接・内定のしかた
中尾ゆうすけ こう書房 2011-01-06
どういう人材が「自社の業績に貢献できる」のか。求める人材像の設定のしかたや応募者の集め方、見極め方だけでなく、内定辞退を回避する方法までを、一部上場企業の現役人事担当者が自身の経験と実績をもとに解説してくれました。採用担当者と応募者とのあいだの信頼関係構築をベースにした、実践的新卒採用マニュアルです。
Amazonで詳しく見る
新刊・売れ筋<ビジネス・経済>書籍

【関連タグ】 | | |

コメントを投稿

コメントは承認制となっております。編集部が確認および承認した後に、サイトへ反映されることになるので、多少時間がかかってしまうことがあります。

  • また、公序良俗に反する内容、個人や団体を誹謗中傷する内容、その他不適切と判断させていただいた内容については、否認または削除させていただく場合もございます。ご了承ください。
  • Only Japanese language available.




■ コメント

このエントリーのトラックバックURL

アーカイブ

ジンジュールセレクト特集記事
About jin-jour